数万人に一人の病気 褐色細胞腫になったときの体験談

~通常なら数㎝の腫瘍は、なんと大人の頭サイズだった!~

当人にとっては深刻な問題! 手術前後のう○こ

注意!
汚い話ですので、お食事中の方はご遠慮ください。

本日の記事は番外編です。私は今回、褐色細胞腫を取り出すために開腹手術をしました。これだけ大きな手術になると無視できないのが、う○この問題です。

【手術前】まさにベストタイミングでの排便!

手術が終わると、しばらくは自力でトイレに行けないのでオムツを履きます。う○こがしたくなったらオムツに出すのです。当然、自分では処理できないので、看護師に片付けてもらいます。

それは嫌だなあ、というのが正直なところ。人に見られて嬉しいものではないですし、片付けてくれる看護師にも悪い気がしますし。

ですから、手術前日にブリブリッと出してしまい、お腹を空にしてから手術に臨むのがベストです。そうすれば、オムツ期間中のう○こを回避できるかもしれません。

しかし、そんなに都合よくいく確率は低いでしょう。う○こ排出のタイミングなんて、自分でコントロールできるものではありませんし。

ところが、手術前日の夜、厳密にいうと手術開始時刻の12時間ほど前、便意がきました。これ以上ない最高のタイミングで出すことが! キレもよく、スッキリ。

これだけで、明日の手術は成功する気がしました(笑) 天は明らかに私に味方している(笑)

【手術後】案ずるより産むが易し

手術が無事に終わり、私はオムツを履きました。

オムツ(と排尿用のドレーン)が外されて自力でトイレに行けるようになったのが、手術翌々日の昼間。この時点で、手術前夜に排便してから約60時間というところです。

結局、便意がきたのは、さらに一日以上が経過してからでした。前回のう○こから94時間ほど経ったところです。

これだけ間隔が空くと、う○こがお腹の中で固まっているのではないか。固いう○こを排出するためには、一生懸命踏ん張らなければいけません。しかし、開腹手術をした影響で、踏ん張ると傷口に響くのでは。傷口が痛くて踏ん張り切れず、排出しきれなかったらどうしよう。

本気で心配でした。馬鹿馬鹿しいと思われるかもしれませんが、当人にとっては深刻な問題なのです。

ところが、手術後初う○こは思いのほか柔らかく、まったく苦労せず出せました。まさに、案ずるより産むが易し。

また、う○こを出す時に力を入れるのは下っ腹ですが、私の傷口はヘソより上に位置していました。つまり、踏ん張っても傷口にはほとんど響かなかったです。

今回の手術に関しては、う○こ関係で苦労することはなかったと申し上げておきます。汚い話を失礼しました<m(__)m>