手術後7ヶ月の検査 いつもとは違う部屋に案内され…
手術から7ヶ月が経過し、定期検査の時期がやってきました。前回の3ヶ月後検査ではCTを撮りましたが、今回は血液検査と検尿のみです。
褐色細胞腫があると、血液や尿に含まれる特定の成分が爆発的に上昇します。血液検査と検尿で、褐色細胞腫の再発がないかを探ります。採血と検尿だけなので、あっという間に終わりました。
1週間後、検査結果を聞きに再びB大学病院へ。外待合で座っていると、
「受付番号○○番の方、いらっしゃいますか?」
(あっ俺だ)「はーい」
「すみません。今日の診察は別の部屋でして…。こちらに来ていただけますか?」
主治医のS先生は内分泌外科。これまでの診察はいつも、外科ゾーンのどこかの診察室で行われていました。
なんで今日は違う部屋なんだ? 何か変なものが見つかって、特別な説明が必要だから、そういう設備が整った部屋に案内されるとか?
不吉な想像が頭をよぎります。褐色細胞腫は、再発すると予後不良です。この歳で余命宣告は嫌だなあ…と思いながら待っていると、診察室の扉が開き、S先生が顔を出しました。
「すみません。今日はいつもの診察室が空いてなくて…」
単にいつもの診察室が空いていないだけだった(笑) 検査結果は、まったく問題なし。3ヶ月後検査の数値と、ほぼ変わらずでした。
「次は、もう少し間隔を開けてもいいでしょう。半年後にしましょうか。また採血と検尿で」
こうして、7ヶ月後検診も無事に終わりました。
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